はじめに

黒木です。こんにちは!

今回のコラムは「投資家が教える子供のファイナンシャル教育」完結編です。

 

 ★前回のコラムはコチラからご覧ください★

  ↓   ↓   ↓

 https://www.rakumachi.jp/news/practical/94091

 

さて、

これまで子供のファイナンシャル教育について投資家目線での考え方と、

自販機を利用した経営の実践体験についてお話してきました。

完結篇では、もう一歩話をすすめていきます。

 

実践教育 その2

前回のコラムでもお話しましたが、

最初の自販機システムの立ち上げを成功させるには、

やはり親の手助けが必要です。

 

まずは、業者さんと交渉を進めていく中で、

ナチュラルに子供のメンターになる必要があります。

(子供の尊敬を得られないとメンターにはなれません)

 

そして、

子供がビジネスのシステムを理解し、

一緒にビジネス経験を積んで子供がもう少し成長したとき、

次のステップとして親の土地の一部を子供に有料で貸し出します。

 

ここから、ファイナンシャル教育のレベルがもう少し上がります。

 

子供は親へ地代を支払って、

駐車場やバイク置き場、自販機、

(条件によってはレンタルボックス等)を活用させて、

地代という固定費を抜いてもお金を儲けられるようにすることを考えさせます。

(ここでも親として税務や財務のバックアップはしなければいけません)

 

土地を借りて、

その土地を最も有効活用できる方法を模索させ、

法令に従い、利益をあげて行く方法を学びます。

 

いわゆる、「転貸借」ですが、

自分に何も無くてもアイディア次第でお金を儲ける方法を学ぶことができます。

 

財務諸表のP/Lを勉強する基礎として、

売り上げから経費を抜いた利益構造を理解できるようになります。

 

最初の自販機経営も軌道に乗っているはずなので、

貯金箱にはお金が残っているかもしれません。

 

貯金箱の現金はB/S上の資産になります。

親(メンター)として教える必要があることは、

P/L上のお金がB/S上へどうやって動いていくかといった関連を教えることです。

 

この流れを理解することで、

子供達は貯金をすることが楽しくなります。

 

このくらいのレベルになるころには、

中高生くらいになっているはずです。

 

お金の回し方を覚え、

P/LとB/Sの仕組みを覚えた子供達は、

もしかすると父親の土地よりもっと条件の良い他者の土地を見つけて、

契約を取ってくるかもしれません。

 

そこまでいけば、

条件を組み合わせて利益が出るビジネスシステムを生み出す一人の「投資家」が生まれたことになります。

 

ロバート キヨサキ氏は書籍の中で、貸本屋をはじめて、

最後は同級生を雇い貸本屋の事業を軌道に乗せた話が出てきます。

 

確かに学校では問題になるでしょうが、

投資家としては、まさにその視点が必要だと著書を読みながら感じました。

 

 for kids

実践教育 その3

そして、

最後にビジネスで儲けた収入の一部分を寄付することを教えていきます。

 

もし、学校で毎週礼拝がある場合、寄付という行為や意味を理解し易いでしょう。

 

礼拝等がない場合でも、親が定期的に寄付をしていれば、

それを見た子供は寄付の意味を理解します。

 

できれば幼稚園よりも前からこういった慈善行動を子供に見せるようにしたほうが理解は早いです。

 

収入の一部は必ず社会に還元するということを子供時代から実践的に学ぶことで、

社会と自分や自分の事業が常に関連しているという意味を子供が自然に理解できるようになります。

 実践教育その4

子供は親の背中をみて育ちます。

これは本当にその通りだと思います。

 

親がお金を大切に扱っている姿をみています。

 

もし、

親が単なる浪費や傲慢な使い方を見せれば、

子供はそれが普通だと感じるでしょう。

 

親が社会の為にお金を使えば、

その姿から社会貢献を学びます。

 

お金を使うときは、

投資なのか浪費なのか?

その理由や目的を背中で語れるようになれば、

あなたは親として立派なメンターになれるでしょう。

 

やはり、こどもは親の背中をみている。

 

いや、

親を観察して、そこから生き抜く知識を得ているようです。

いくつになってもです。

 

子供のファイナンシャル教育や投資家マインド教育の第一歩は、

まず親が変わる必要があるのかもしれませんね。

 

親が見本であることを理解し、

ファイナンシャル教育を理解して、

相続対策を考えていきましょう。

 

黒木 陽斗