こんにちは、きりのきです。
第2回では、
がテーマでした。
もし前回を読まれていなければ、是非読んでみて下さい。
今回は一つ戻って、不動産投資において楽するとは何か、
ということに主眼を移してみようと思います。
なぜ僕が不動産投資の細かいノウハウではなく、
精神論や抽象論ばかりをコラムに書くかというと。
僕が不動産投資に関しては新参者であり、
誇れるようなノウハウなんて持ち合わせていない、
ということもありますが。
結局のところ成功者と普通の人の最大の違いは
個別の具体的ノウハウの有無ではなく、
もっと根元にあるからと確信しているからです。
才能や知識のあるなしなんて関係ありません。
不動産投資をスタートするのも、継続して成功させるのも、
すべては根本的な部分を自分に根付かせることが
できるかどうか、にかかっています。
では、本題に入りましょう。
不動産投資において楽するとは何か。
楽をする=ストレスが溜まらないこと
人によって楽である、と感じるものは違います。
特にお金が絡むと複雑になっていくもの。
お金ができるだけ手元に多くに残ることを楽と
感じるかもしれませんし、限りなく人任せで
お金が増えることを楽と感じるかもしれません。
不動産賃貸事業に強い興味があって、
楽しくて楽しくて仕方がない人は、
いくら時間と労力を消費しても辛いと感じないでしょう。
よって、不動産投資で楽をする、ということは、
自分に適した投資方法を間違わずに選択することと同義。
不動産投資を続けていくに当たりストレスを感じない。
これが何よりも重要なことではないでしょうか。
何しろ不動産投資は一度足を踏み入れてしまえば、
簡単には撤退できない道ですから。
大きなストレスを感じながらでは正確な判断もできないし、
そもそもなんのために苦労をしているのか分からなくなります。
自分にピッタリあった投資方法を見つけること。
これが不動産投資で楽をする第一歩です。
サラリーマンが不動産投資をする理由とは
方法を見つけるためには、目標は何であるか
はっきりとさせなければいけません。
目的地が決まる前に電車で行くか自動車で行くか、
それとも歩いていくかを決めたりしませんよね。
乗り物に乗ること自体、散歩をすること自体が目的ではない限り。
最初に考えるべきは、生きるという意味では困っていない
サラリーマンがなぜ不動産投資をするのか、です。
目的は「お金」であることは間違いない。
お金は全然欲しくないけどリスクを背負って
不動産投資をしたい、なんて人は普通いません。
ではなぜお金が欲しいのか。
細かい事情は人それぞれあるかと思います。
ちょっと副収入が欲しい。
子供の留学費用のために。
相続税対策のため。
サラリーマンを辞めて起業したい。
資産家となってリタイアしたい。
その他様々な理由があることでしょう。
この『お金が欲しい理由』に共通すること。
それは、未来を自分にとって良い方向に変えたい
という想いです。
自分の未来に悲観しているかどうかはともかく、
変わらぬままで予想される未来から、お金を得ることで
より都合の良い未来へ変化させられるかもしれない、
という期待が根底にあります。
不動産投資は未来を良い方向に変化させるための
手段に過ぎないわけです。
サラリーマンが不動産投資をする理由は、
理想の未来を実現するため、に尽きるんですね。
あなたは保守層? 改革層?
もう少し掘り下げてみます。
理想的な未来を手に入れるために不動産投資をする。
その未来は、現在の延長線上にありますか?
それとも、今とは全く違った世界ですか?
これは結構重要です。
即ち、現在の自分を肯定するか否定するか。
今ある自分を育てるのか、それとも完全に破壊するのか。
具体的には、当面もしくはずっとサラリーマンであるまま
ちょっとだけお金に余裕がある生活をしたり、
不足する可能性のある分のお金を手に入れたい方は、前者。
今の延長線上に理想がある人です。
前述の例でいえば、
ちょっと副収入が欲しい。
子供の留学費用のために。
相続税対策のため。
と考えている層。仮に、保守層と呼びましょう。
自分はサラリーマンでいる器じゃない、独立して
起業するんだ、という野心を持っている人や、
仕事はしたくない、好きなことして自由に暮らしたい、
と希望している人は後者。
今とは全く違うの新世界に行きたい人です。
前述の例でいえば、
サラリーマンを辞めて起業したい。
資産家となってリタイアしたい。
と考えている層。仮に、改革層と呼びましょう。
それぞれに適した不動産投資方法とは
保守層は自分のサラリーマンとして生活を壊したくない。
できるだけ労力、時間を不動産投資に投入しないことが
楽であることになります。
即ち、前回お伝えしたように「プロに任せる投資」を
していくことが楽をすることになります。
手元にお金を少しでも多く残すために、自分の時間を削って
極限まで経費を切り詰めていく手法は向いてません。
保守層に含まれる方には、プロに任せる投資をお勧めします。
偶然にも、僕と考えが似通っている楽待コラムニストさん、
しかも不動産投資コンサルタントをされている方が
いらっしゃいます。
とても参考になる記事を書かれていますので、
不動産投資で楽をして稼ぎたい方は読んでみて下さい。
改革層はサラリーマンである自分に嫌気がさしている。
安定するまで時間と労力をできる限り使って、
徹底してお金を稼ぐことに集中する必要があります。
であれば、プロに任せるだけでは不十分。
最終的には自分がプロになる気で臨まなければ、
理想の新世界に辿り着くことは難しいでしょう。
最初に言ったように、不動産投資が楽しくて仕方がないなら
苦労も苦しくは感じないはず。
実際にこの道を選ぶならば、不動産賃貸業に
強い興味がないと道半ばで息切れする可能性が
極めて高いです。
事業として軌道に乗って安定するまで数年間は要しますから、
強力な意志と覚悟を持たなければ厳しい結果になることが
予想されます。
もう一つの選択肢…攻めるか守るか
では、半不労所得を得たい、けど不動産投資にそこまで
人生を使いたくない人には楽な道はないか?
というと、そんなことはないと思います。
何しろ、僕はこの範疇に入っています。
ただし、改革層だけれども楽に不動産投資をしたいならば。
一つの選択をしなければいけません。
流石に、何の努力も、多少の犠牲も払うことなく、
楽して不労所得を得る方法があります、とは言えない。
そんな儲け話があればコラムなんて書かずに実践してます。
まともな神経をしていれば、
そこは分かっていただけると思いますが。
その選択とは。
サラリーマンであることを当面は許容し、現状維持しつつ
少し時間を掛けながらゆっくりとゴールに向かうか。
早いところゴールに辿り着くために、今の自由時間を犠牲にして
さらに別の事業を起こし、時間と労力をお金に変換するか。
保守層に近寄って妥協するか、
よりアグレッシブな改革を求めるか。
痛みをある程度許容して痛み止めを飲みつつリハビリに励むか、
思い切って手術を受けて痛みを可及的に解消するか。
結局自分を労働力として利用せずに不動産投資で稼ぐには
任せられることはできるだけ人に任せるしかないですから、
年月が掛かることに目を瞑るか、他でさらにお金を稼ぐかの
どちらかしかないと僕は思います。
そこで僕は、よりアグレッシブに攻めることを選びました。
といっても、ビジネスをしていて楽しくて仕方がないですから、
何もストレスを感じることなく生活ができています。
僕に3日間だけ下さい。
サラリーマンに限れば、ほとんどの人は上記のどこかしらに
当てはまるんじゃないでしょうか。
僕が最も攻める道を選択したのは、一番人生を効率良く使えて、
一番人生を楽しむことができると思ったから。
自分がどのような未来を理想としているのか、
どういった人生を歩みたいのかをはっきりとイメージできれば、
自分に適した投資方法をすぐに選べるはずです。
未来に対する期待というのは、何かに挑戦をする時の
ガソリンのようなもの。
もし不動産投資で何から始めたらいいのか分からず迷っているなら。
まずはほんの3日間だけでいいので、人生について考え、
上のフローチャートに沿って自分の理想の未来を描くに
ピッタリな不動産投資方法を選ぶことからスタートしてみては
いかがでしょうか。
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