各部屋毎に間仕切りがあり、用途が制限されてしまうなど、現代のライフスタイルに合っていない。お客様を案内しても室内は暗くて寒々しいイメージが。本来、家族団らんや食事でにぎわうダイニングキッチンも風通しが悪く、床に湿気が残る。53㎡の3DKが狭く感じてしまう。
Before
同棟9戸目のリフォームは台所と6帖間2間をバリアフリーにすることで解放感のあるLDKを実現。暗く、圧迫感のあった間仕切りを取り除き、白を基調にすることで東向きでやや採光が届きにくい台所も見違えるほど明るい。柱や壁にデザイン性を施し、賃貸ならではの遊び心に入居者もライフスタイルに合わせて家具の配置など想像を掻き立てられる空間が完成。押入れだった収納をウォークインクローゼットに変更して扉も折戸タイプに。
After
物件概要
物件種別
1棟マンション
エリア
茨城県日立市
間取り
1LDK × 16戸
構造
RC造
施工期間・箇所
施工年月
2015年08月
前回施工年
5年前
施工期間
3週間
施工規模
30 ㎡
費用
施工費総額
350万円
材料費
工賃
効果
オーナーの要望
総戸数16戸の1/3が空室に。これまで大きな修繕もせず当時のままの状態だった為、水回りの設備交換や床の張替も必須。空室対策として、全体的に時代に合った内容にとのオーナーからのリクエストでリフォームを開始。
工夫したポイント
JR駅より徒歩7分。立地条件も良いRCの築33年の賃貸マンションが1/3の空室を満室にする為に始めたリフォームは細部にこだわり1戸毎に丁寧に仕上げることで着実に入居を増やし、満室経営に辿りつきました。築33年の物件が息を吹き返し、優良物件として再起動!
施工後のオーナーの感想
1戸ずつ丁寧に施工内容を検討し、間取りも1LDK、2LDKと様々。内装も戸別に変えています。当時はファミリー層がメインだった入居者も新婚夫婦や単身者も加わり客層に幅がでました。リフォーム後は家賃が¥5000-UP!施工中に契約が決まることがほとんどの優良物件に。管理オーナーからも注目のお手本物件として大成功。