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2016年09月

1年前

1ヶ月

2 帖

竣工後間もなく30年を迎えるにあたり、そろそろ物件リフレッシュの必要性を感じておられたようです。
そこでまず手を加えるべきポイントとして不人気設備上位をキープする3点ユニットバスに決定。
僅かでもいいので工事費用を賃料に上乗せして長期的に回収出来ればとのご要望もあり。

分離工事するにも居室の専有面積が17㎡しかなく、既存のスペースににシャワーブース＋独立洗面化粧台＋トイレを配置するのは至難の業でした。
いくら分離工事をしたところで、水回りが極端に狭くなってしまっては元も子もありません。
そこで思い切って居室内のクローゼットがある位置にトイレを移設することを決定。
元々クローゼットが２箇所あったこと、また全ての部屋に３帖程のロフトがあったことが幸いして、工事後も違和感のない室内空間を維持することが出来ています。

トイレを居室内に移設するという大胆な工事をしておきながら、ビフォー・アフターの比較でほとんど違和感がないことに驚かれていました。
また、各戸数千円の賃料アップを施しましたが、それでもコンスタントに入居が決まることを大変喜ばれております。
今回の成功により今後も空室から順次分離工事をしていくことが決定しています。