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企画から完成まで期間があくため、その間に大きな市場変化が発生して家賃相場が下落する可能性はあります。そのためにも周辺相場の家賃を細かく分析しておくことが重要です。また、いくら新築プレミアムだからといって高い家賃を設定してしまうと、新築とはいえなかなか入居者が決まらなかったり、入居者が入れ替わるタイミングで家賃が大幅に下落する危険性があるので注意が必要です。

土地から購入して新築を建てる場合、建物が完成する前に土地購入時の金利の支払いが発生するため、収入が無いのに支出が発生します。そのため、自己資金に余裕を持っておくなど、事前にしっかりと資金計画のシミュレーションをしておくことが重要となります。

他社よりも特別に安価な建築費を提示してくる会社には要注意です。経営的に苦しく、利益よりもとりあえず受注だけは切らしたくないといった事情を抱えていることがあります。安価でそのまま完成してくれれば良いのですが、最悪の場合倒産してしまう危険性もあります。そのためにも、業者を選ぶ際は、しっかりと複数社に声をかけて見積書の内容や対応についてしっかり比較した方が良いでしょう。

専門的な知識は必要ありませんが、建物の基本的な構造（RC造、鉄骨造、木造など）や耐用年数などについては知っておくとよいでしょう。また、わからないことはそのままにせず、どんどん教えてもらうことが大切です。

中古よりも容易であると思います。金融機関の建物評価は新築の方が高く、融資期間が長く設定できます。また、実績のある建築業者では金融機関を紹介してくれることもあります。

投資経験が浅い方やあまり自己資金を使いたくないのであれば木造、資金に余裕がある方や既に投資実績が豊富な方であれば、鉄骨やRC新築も候補になると思います。複数棟持っている方であれば、中古物件を売却した利益で投資を行う方も多いです。