あなたは管理会社との”トラブル”を経験したことはありますか?
まだトラブルを経験していなくても、今後自分の物件で発生しないとは言い切れません。それでは、トラブルを事前に防ぐことは出来ないのでしょうか。
本記事では、管理会社のずさんな報連相によって起きた事例をもとに、今できる対策を考えていきます。
賃貸経営に管理会社は欠かせない!
物件を保有する投資家(楽待会員)に、管理委託状況についてアンケートを実施しました。
その結果、回答のあった投資家の半数以上が全業務を管理会社に委託していることが分かりました。一部業務の委託を含めると77%のオーナーが管理会社とともに賃貸経営を行っています。
※実施概要
調査時期:2021年7月8~12日
有効回答数:166
同アンケート内では、「管理会社とトラブルになったことがあるか」についても質問しました。
すると、「管理会社から報告を受けていると思っていたのに、実態が伴っていなかった…」という回答が複数見られました。
この結果から、良い管理会社を見極める1つのポイントは、報連相の丁寧さだと言えます。
実際に起きた管理会社のずさんな報連相とはどんなものだったのか、事例をご紹介します。
実はあなたの管理会社も?実際に起きたトラブル集
【1】抜き打ちチェックで不備が発覚
5物件を保有する投資家のOさんは、あわや架空請求の被害に遭うところだったと話します。
管理を依頼している管理会社から修繕完了の報告を受けていたOさん。ふと、抜き打ちで現地を確認しに行くと、修繕は全くされていませんでした。すぐに管理会社に確認したところ、下請け業者に修繕を丸投げしているのか、担当者は全く状況を把握しておらず話にならない状態でした。
「もしも現地確認していなかったら…修繕費の8万円は架空請求されていたところでした。」とOさんは振り返ります。
【2】保有物件で知らない工事が行われていた
北関東で専業大家をしている投資家のSさんは、管理会社の報告不足により信頼関係が崩れた経験があるそうです。
ある日Sさんが自宅に届いた書類を確認すると、プロパンガス業者からの身に覚えのない工事に関する覚書でした。内容について管理会社に連絡したところ、「プロパンガス業者との無償貸与契約の範囲内だったため故障したエアコンを数台取り替えた」と説明があったといいます。担当者から事前に工事についての相談はなく、独断で手続きを進めていたことが問題になりました。
今回金銭的な被害はなかったものの、トラブルが起きた際に居住者から予期せぬ責任追及を受ける可能性があります。
トラブルは未然に防げる!
管理会社選びで重要視したい報連相の誠実さ
管理会社から十分に報連相を受けているという皆様、
自分は管理状況をすべて把握できていると言いきれるでしょうか?
報連相不足からトラブルが発生してしまった場合、本来必要のない対応や金銭的負担が発生するかもしれません。そんな事態を防ぐためにあなたが今できることは、自分の管理会社が誠実な報連相をしているか常にチェックしておくことです。まずは、今の管理会社と他の管理会社の対応を比較してみませんか。
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