新築物件概要
中古物件の修繕費がかさんだ経験から、新築物件を手がけることに!
今回の新築物件に投資したきっかけは、リスク分散を考えたからです。中古のRCマンションを2棟所有していたのですが、修繕箇所が多くて時間と資金をかなり費やしてしまっている状態でした。「手間がかからない物件が欲しい」と思ってまずは築浅の物件を探してみたのですが、駅から遠かったり、部屋数を無理に増やし過ぎて1部屋が狭すぎる物件などしかなく、魅力的なものが見つかりませんでした。
それならば、新築物件を建ててしまうのもいいかもしれないと思い立ちました。自分好みの間取りや利回りの物件を建てることができるし、築10年前後までは修繕費も手間もかからないので、今の自分に向いているのではないかと思って。
再開発エリアの駅前好立地の土地を購入できた!
まずは新築物件用の土地を業者に依頼して探してもらいました。すると、地元の駅前1分の好立地に土地が見つかったんです。地元なので周辺環境はよく知っていますし、再開発をしていたので今後人口増加も見込めると思いました。これはまたとないチャンスだと思い、すぐに購入を決めました。物件は魅力的なものが無くても、土地はタイミングが合えば見つかるんだなぁと思いましたね。
建てる物件は、都市部の駅から徒歩1分の好立地ということもあり「商業用木造2階建て」にすることにしました。初めて商業用へのチャレンジだったのですが、土地を探してくれた業者からの提案をもとに、建築士に相談したり自分でアレンジして企画しました。結果的には施工が終わる前から半分の入居が決まり、完成後はすぐに満室に。都内でも12.68%と高利回りの新築物件を作ることに成功しました!
今では各テナントの方たちともすっかり顔馴染みです。親戚や知り合いを積極的にお店に連れて行ったり、会社の会食やセミナー、友人とのランチ会等に利用したことで、信頼関係も築くことができました。どの店も繁盛している様子で、投資して良かったと思いましたね。
新築の業者選びのポイントとは?
今回の新築では、大手の建築業者から個人経営の工務店まで規模を問わず見積りをとりましたが、一番高い業者で約2600万円、安い業者で1728万円と最大900万円も差がでました。一番安い業者を選んだのですが、工事を進める中で追加工事などが発生してしまい、結果的に2306万円もかかってしまいました。
必ずしも最初に提示された建築費の安さだけで選ぶのではなく、先々かかる料金までしっかりと明示してくれる業者や収益性を高める提案をしてくれるような業者を選んだ方が良いと思います。
また、新築物件の経験が少ないうちには、間取りなどの相談に親身に乗ってくれる業者が安心です。その見極めには、やはり、業者の比較をすることが必須になるでしょう。
新築を始めようと思った場合にまず必要なのは、ここだ!と思う土地をみつけることです。利回りが取れそうないい土地の情報を集めて、その土地にどのような建物を立てたら最も利益が出るのか、という視点から考えるといいと思います。
私自身、まさか商業店舗を建てるとは思っていなかったので、どのような投資がその土地にとって最適なのかを考えることが大事ですね。土地から探してくれる建設業者もいるので、そういった業者に相談するのも一つの方法です。
新築は土地を探し始めてから完成するまでに関わる業者も多いです。その為に、まずは信頼出来る業者と知り合うことが必要だと思います。その土地にどんな物件を建てたらもっとも利益が出るか?ということを吟味して、是非チャレンジしてみてください。