不動産投資専門のQ&Aサービス「楽待相談室」には、不動産投資に関する質問・相談が日々寄せられ、ベテラン投資家や専門家の方々が回答しています。今回は、その中から「借主退去後の現状回復及びリフォームの見積り」に関する注目のQ&Aを紹介します。ぜひ参考にしていただき、リフォーム費用が妥当なものかを判断するための知識としてお役立てください!
Q.原状回復やリフォーム費用の見積もりについて
借主退去後の原状回復やリフォームについて、現在は管理会社に任せきりにしております。
管理会社から提示された原状回復費やリフォームの内容及び見積もりが妥当なのか、どういう選択肢があるのかなどが分かりません。
また、管理会社からの提示金額が高額だった場合、相見積りなどもした方が良いのではないかと思いつつ、当方が知識が無いことから管理会社に遠慮してしまっています。また、お付き合いのあるリフォーム等の会社がありません。
上記を踏まえ、今後、管理会社と対等に交渉できるようになるには何からすればいいのか、ご教示いただければ幸いです。
質問を投稿すると先輩大家や専門家からの回答が続々と! 果たしてどんなアドバイスが寄せられたのでしょうか…。
回答

ESトラスト株式会社 さん
リフォームの内容はある程度単価(クロス、床、水回りなど)が決まっておりますので、できればご自身で相見積りを取ったり、リフォーム会社を開拓して相場を把握した方がよろしいかと思います。
また、管理会社に遠慮する必要は全くありませんし、リフォームに限らず、客付けなど管理会社に一任しないことをお勧めします。
こんにちは! いくつかポイントがあります。
1点目
管理会社に任せきりなのがいけないのに気づいているなら、そこから変えましょう。まずは退去した部屋に行ってみてください。そこで、自分がその部屋を借りるならどこをどこまで直してほしいか考えてください。
2点目
リストを作って、近所のホームセンターのリフォームコーナーなどで見積りをお願いしましょう。できれば2か所以上で見積りを取ると、精度も上がりますし、相当な知識を得ることもできます。
もちろん、管理会社には、相見積りをとることを堂々と伝えておきましょう。見積りが取れれば、あなたが主導権を握ることは簡単です。物怖じすることなく交渉してください。最終的にはあなたの気に入ったところに頼めばいいだけです。
◇
今回は借主退去後の現状回復やリフォームについてのお悩みでした。
複数の見積りを比較しながら相場観を身につけることで、原状回復やリフォームの妥当な金額を自分自身で判断することが可能になります。最大5社まで相見積りできるサービスを使って、リフォームにかかる費用の相場を確認してみませんか?