安藤さんが業者を選定する際の「3つの判断基準」とは?

~第4回~ 手間を惜しまず選定することが、成功への道

一括見積りってどんなサービス?家賃収入1億円超!安藤新之助の「外壁塗装」体験レポート

皆様こんにちは。
安藤新之助でございます。

先日、大家さんの味方を通して塗装業者3社に見積りを依頼しましたが、見積りが全て出揃いましたので業者選定も大詰めになってきました。

 「どの業者に依頼しようか……」

総合的に判断し、決断に悩む時期でもあります。

そこで第4回目の今回は、「業者を選定する際に私が判断基準にしている3つのポイント」についてお話ししたいと思います。外壁塗装をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください!

良い業者を選定するための3つの判断基準とは?

①担当営業が現場を熟知しているか

担当営業が現場を熟知している方がスムーズにイメージ通りに進みます。現場を知らない担当営業の場合、机上のイメージでは可能であるデザインや施工が、実際の現場ではできないなんてことが起こり、契約後に大きなトラブルに発展することもあるからです。

②コストパフォーマンスに優れた工事内容になっているか

前回のコラムでも執筆したように、目先の金額の高低でなく、長期的に見てコスト減となる提案がされているかどうかを確認した方が良いでしょう。また、やたら多くの項目が見積書に計上されている場合は、実際に必要かどうか疑問な工事が含まれている事があることもあるので要注意です。

③質問に対するレスポンスの早さ、約束や時間を守っているか

質問の回答がやたら遅いところや約束・時間を守らない業者は、工事もいい加減なケースが多いです。発注者に対して配慮のない業者は、入居者様や近隣に対しても配慮のない対応をする場合が多いので、トラブルにもなりかねません。業者選定における最優先項目にしても良いと言えるでしょう。

以上3つが私が考える業者選定の判断基準です。皆さんの判断基準と比較していかがでしたか?厳しいようですが、私はこの3つのうち1つでも満たなければその業者はNGとしています。

なぜなら、工事期間中は多額な費用をかけると共に、入居者様や近隣の方のご協力もお願いすることなります。そのため、施工技術や材料の品質のクオリティーだけでなく、施工する職人さんや現場監督さんなど工事に携わる方々の「人としてのクオリティー」も大切だと考えているからです。

ハウスメーカー時代には、現場管理がしっかりできていなかったことから、「工事の中断」や「人的トラブル」で混乱してしまったケースを多々目の当たりにしてきました。実際にその例をご紹介しましょう。

実録!ハウスメーカー時代に起こったトラブルとは?

とある現場では、管理監督がしっかりとできていなかったことから、現場作業員が自分の都合のいいように作業内容を変更するなどやりたい放題な状態。そのため、当初予定していた仕様で施工ができていなかったり、スケジュールを勝手に変更してしまった……なんてことも。

また、もっとも恐ろしいのは手抜き工事です。

私が実際に見た建築現場では、コンクリートブロックに鉄筋が入っていなかったり、階段の手すりの固定部に下地が入っていなかったなんてことが何度かあります。管理監督がしっかりしていないと、目を疑うような施工がされてしまう可能性があるのです。

見えない部分で手抜きをされてしまうと、事故が起こるまで発覚しないなんてこともあるのです……。

外壁塗装工事で手抜きをされた場合も、見た目だけではなかなかわからないでしょう。

・3度塗りのところを1~2回しか塗らない
・クラックの下地補修を省略し、いきなり塗装を行う

上記のような手抜き工事をされた場合、「塗装をして数ヶ月で剥がれてしまった」「塗装したばかりなのに雨漏りが発生した」なんてトラブルにもなりかねません。

したがって、私の考えとして3つの判断基準ををクリアしていれば、施工現場サイドも管理できる体制になっているだろうと判断の目安にしています。

あとは、3つ基準をクリアしたうえで実際に施工中、施工後の現場を見学させてもらい、担当する現場監督や職人さんと会話をすればさらに安心材料が増えるでしょう。

近い将来パートナーになる業者の可能性もあるわけですがら手間を惜しまず納得のいくまで検討し、選定することをおススメします。

 

外壁塗装工事でトラブルを未然に防ぐには、安藤さんのように業者選定に手間を惜しまないことが重要だと言えそうです。外壁塗装を検討している投資家さんは、まず複数社に見積りを依頼し、安藤さんが教えてくれた「3つ判断基準」を参考に業者選びをしてみてはいかがでしょうか?
 

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