今回の成約案件
見積り依頼から発注までの経緯を教えてください
入居者が退去したときに部屋を確認したら、お風呂の床が抜けそうになっていて、リフォームせざるを得ない状況でした。もともと3点ユニットで狭かったので、これを機にバス・トイレを別にし、キッチンなどの水回り全体をまとめて今風にリフォームしようと思いました。水回りをすべて撤去し、配置を変える大掛かりな工事でしたが、その分家賃を高くすれば良いかなと皮算用でスタートしました。
別の物件で過去に内装工事を行ったことがあり、その時から付き合いのある業者にまず依頼したのですが、工事の規模が大きすぎるので他にお願いしたほうが良いと断られてしまいました。施工自体は可能だが、別業者への発注が増えるため費用がかさむとのことでした。このときは300万円程度と言われましたね。
そこで、楽待の一括見積りサービスを使ってみることにしました。最大5社まで依頼できると書いてあったので、大きな工事にも対応できそうな業者5社へ見積り依頼しました。
届いた見積額に大きな差はなく、どこにお願いするか迷いましたが、一番早く現場を見に来てくださったカーサテック株式会社に発注することにしました。カーサテック株式会社は物件から3分ほどの距離にある業者だったので、何かあった時にすぐ駆けつけられるという安心感もありましたね。他の業者も丁寧に対応してくださったので、断るのが申し訳なかったです。次回の工事でもお声がけさせていただきたいと思っています。
また、300万円かかると思っていた工事費用が200万円に収まったのも良かったです。最初に見積り依頼した内装業者からは、床下で排水管の勾配を確保するために床板をすべて剥がす必要があると言われていたのですが、カーサテック株式会社には一部だけで大丈夫と言われ、そこでだいぶ費用を抑えることができました。同様の工事を多数手掛けてきた実績があったからこそ、最小限の施工で要望を実現する方法を提案いただけたのだと思います。
出来栄えには非常に満足しています。最初見たとき、ハウスメーカーの新築のようだと思いました。分離発注をすればもっと金額を抑えることができたかもしれませんが、ここまでの仕上がりにはなっていなかったと思います。
「楽待 一括見積り」を利用しようと思った理由はなんですか?
いつも楽待で実践大家コラムを読んでいるのですが、コラムの中に一括見積りの話がよく出てくるので以前から気になっていました。今回新たな業者を探す必要があったので、使わない手はないなと思いました。
「楽待 一括見積り」のメリットについてお聞かせください
見積り依頼を待っている会社に連絡できるところですね。見積り依頼をする際に「今回は相見積りなので」と伝えるのは少し気まずいのですが、楽待の一括見積り受け付け企業は相見積り前提なので、相見積りであることを伝えても嫌な顔をされなかったのが助かりました。
また、業者によって得意不得意があるので、見積り依頼時に会社の紹介文や事例から、その業者の得意分野を知れるのもありがたいです。個別に問合せをしても、専門分野が違うと具体的な話に進む前に断られてしまうこともあります。今回のようにリノベーションに近い工事だと設計から必要になるので、やはりその分野に精通している業者じゃないと難しいと思います。
今後、内装工事を行おうと考えている大家さんへのメッセージをお願いします
複数の会社に見積り依頼するのがおすすめです。特に工事規模が大きくなると、様々な視点からアドバイスを貰えるので、自分の知識を広げるためにも相見積りはとても良いと思います。実際、今回の見積りでも業者によって提案してくださる施工方法や配置が異なり、工事内容も全く違ったので、非常に勉強になりました。